谷崎由依『鏡のなかのアジア』所収「国際友誼」、京都に集まり様々な言語を扱う学生たちの思索と交流の話が、幻想的かつユーモラスに書かれてるんだけど、ふだん日本語と英語と中国語を適当に(それはもう本当に適当に)使い分けて生活している身にはたいへんなリアリティと身近さがあった。
谷崎由依『鏡のなかのアジア』所収「国際友誼」、京都に集まり様々な言語を扱う学生たちの思索と交流の話が、幻想的かつユーモラスに書かれてるんだけど、ふだん日本語と英語と中国語を適当に(それはもう本当に適当に)使い分けて生活している身にはたいへんなリアリティと身近さがあった。
ぜひぜひ…!
若島先生、昨日はご多忙中いらしていただき、ほんとうにありがとうございました…!
また18杯飲みたいです(嘘です、もうそんなに飲めないです)
織田作之助賞の贈賞式に出席。受賞者の谷崎由依さんと久しぶりに会う。初めて会ったのは彼女が3回生のときで、研究室にいきなりやってきて、卒論でボルヘスをやりたいからと言ってきた。もうあれから20年以上が経っているとは。
www.nikkei.com/article/DGKK...
昨日は第42回織田作之助賞の贈呈式で綿業会館へ。谷崎由依さん、島口大樹さん、高橋菜々実さん、おめでとうございました。受賞者の方々のスピーチも、審査員の古川日出男さんのお話もすばらしかった。久しぶりにお会いできた方も多くて楽しかったです。
長編小説『百日と無限の夜』(集英社)、織田作之助賞受賞帯ができました。
黒の装丁に朱の文字が、ぱきりと映えて美しいです!
なにとぞ、お手に取っていただけたら。
www.bungei.shueisha.co.jp/shinkan/oneh...
『百日と無限の夜』は、切迫早産で入院した約3ヵ月の経験を軸に、中世の駆込寺や産屋、幼少期の記憶など、さまざまなものが入り込んでくる作品です。
どこまでがほんとうにあったことなんですか、とよく訊かれます。
フィクションと現実との関係について、このところ日々、ニュースを追いつつ考えています。
コルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』谷崎由依訳
コルソン・ホワイトヘッド『地下鉄道』 #読了
舞台は19世紀アメリカ。「地下鉄道」とは実際には黒人奴隷たちが南部から奴隷制の廃止されている北部に脱出するのを手助けする組織の名称(Wiki調べ)だけれど、この小説内では物理的に鉄道が走っている。黒人奴隷コーラは「地下鉄道」を使って農場からの脱出を試みるが…。
原作の文章が元々そうなのか翻訳の谷崎由依さんの力によるものなのかはわからないが重みのある文体は読みやすさと格調の高さを兼ね備えており素晴らしいと感じた。ストーリーも文体同様、優れたエンタメ性と重いテーマを両立させている印象。作品全体に漂う神話的な雰囲気も好みで読み応え充分だった。
ありがとうございます…!
『百日と無限の夜』が、第42回織田作之助賞を受賞しました。
子どもを産んで、自分のうちも外も何もかも変わってしまい、もう書けないのでは、というなかで生まれた作品でした。
書くことが困難な状況は、また訪れると思います。
けれどこうして評価いただいたことの、重さと励みを、そのたびに、思い出していきたいです。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
mainichi.jp/articles/202...
織田作之助賞、谷崎由依さんの『百日と無限の夜』が島口大樹さんの『ソロ・エコー』と同時受賞! すごい、おめでとうございます!!
【大人が週末読みたい本】“SNSの先”がある近未来が舞台。ジェニファー・イーガン『キャンディハウス』(T JAPAN web)
www.tjapan.jp/entertainmen...
『百日と無限の夜』谷崎由依著(集英社)
https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/reviews/20251201-GYT8T00099/
『百日と無限の夜』が、第42回織田作之助賞の候補作となりました。
この機会に、手に取っていただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
www.mainichi.co.jp/event/cultur...
『無常商店街』(東京創元社)が発売になりました。ゼーヤ ゼヤサ ゼヤゼヤサ。
〝この先、現実は保証されません――。〟
〝あなたの街の商店街、どこの異界につながっていますか?〟
翻訳家の主人公が商店街の深層で迷ったり踊ったりする新刊、『無常商店街』(東京創元社)の見本が届きました。カシワイさん装画、小柳萌加さん(next door design)装丁で、ものすごく素敵な本になりました。巻末にはカシワイさんとの対談も収録しています。11月28日頃発売。
田端文士村記念館での「芥川龍之介と英米文学」と題された座談会に参加。柴田元幸先生はじめ豪華メンバーのお話はそれぞれの個性がよく出ていて愉しいものでした。最後に芥川のお孫さんがご挨拶。お顔が本当に芥川に似ていて、びっくり。お孫さんが言うように、芥川が会場に来ているようでした😄
司会役を務められた柴田先生の準備と深い学識によって、西崎憲さん、谷崎由依さん、澤西祐典さんそれぞれのものの見方がうまく引き出されて、聴衆の一人として大変勉強になりました。7歳違いの芥川の「同世代」人であるボルヘスとの対比のお話はとても興味深いものでした。参加できてよかったです😊
ジェニファー・イーガンが小説を通して描くアメリカとは?
石井千湖のブックレビュー「本のみずうみ」vol.12 - www.tjapan.jp/entertainmen...
10/12発売予定の『ゆっくり歩く』(医学書院)の見本が届きました。コスパやタイパにせき立てられる社会で母の介護を始めてみると、なんだか書かずにはいられなかった本です。難病になり、ゆっくりしか歩けなくなった母に調子を合わせてみると違った景色が見え、ウルフ、ハン・ガン、ボルヘス…文学の強度が加勢してくれました。
母の困難や遅さに合わせていると、自分がいかに言葉に頼りすぎる近代人であるか、人間がいかに可謬性を抱えているかに気づきました。
装画の本田亮さん、ブックデザインの加藤愛子さん、これが最後のケアひらになる白石さん、本当に感謝しています。どうか皆さまに読んでいただけますように!!
今日は「商店街の日」とのことですが、来月末に商店街の奥深くの異界を彷徨う『無常商店街』という本が刊行される予定です。画像は『紙魚の手帖』掲載時のカシワイさんの扉絵。
訂正。すばる11月号でした!
谷崎由依さんの新作小説『百日と無限の夜』について「すばる」9月号で中村佑子さんとの対談が出ているのですが、Webでも全文が公開されました。切実な体験性をどうスケール大きな神話空間としての作品世界へと昇華するのか。必読といってよいかと。アンパンマンの話もある!
www.bungei.shueisha.co.jp/interview/on...
発売中の「すばる」11月号にて、中村佑子さんと対談させていただいています。
『百日と無限の夜』刊行記念です。
『マザリング』以来、ご著作を追いかけてきた中村さん。
妊娠出産の異界性、原発とお水送り、リプロダクティブ・ヘルス…さまざまに広げ、深めてくださいました。
自作についても、かつてなくお話ししています。こちらの集英社のサイトから全文をご覧いただけます。どうぞよろしくお願いいたします。
www.bungei.shueisha.co.jp/interview/on...
藤本和子著『リチャード・ブローティガン』がちくま文庫から、ついに復刊です‼️
解説を書きました
www.chikumashobo.co.jp/product/9784...
谷崎由依『百日と無限の夜』(集英社)、妊娠パート幻想パートもすごいけど、個人的には文筆業育児パートが刺さりすぎて痛い。
〈そうしたことどもが終わって、お迎えに行くまでの残り時間に、でも、何を書くというの〉
〈もちろん仕事をしているのだ。遊んでいるわけではない〉
〈これほんまに仕事なんやろうかと、フリーランスに対する世の偏見をすすんで内在化しにいってしまう〉
〈ただし仕事を休む皺寄せは容赦なくやってくる。睡眠時間だけ削られていく〉
うちもこれから仕事と読書の時間です。でも明日も5時起き弁当&送り。そんな感じ。
www.shueisha.co.jp/books/items/...
どれだけ付箋を貼らせるのかという……。
冒頭からすごい緊張感なのですが、ときおり素の語りが顔をのぞかせたり、文章上のちょっとした仕掛けがあったりと、ちょいちょい笑かしにくる(笑
谷崎由依さんから、六年ぶりの新作小説『百日と無限の夜』(集英社)をお送りいただきました。いま読み終わり、凄まじさに放心しています。自らの肉体の預かり知らぬところに次々とトラップが現れる、切迫早産による長期入院や育児のリアルすぎる日々に、逃げろと煽ってくる何匹もの猿や、時空を超えて語り手を導く能の班女、裡なるカウンター勢力、繁殖しまくるコバエ、語り手の様々な記憶――の錯綜する、子を産むとはどういうことなのかに迫った出産地獄巡り幻想文学。
東京創元社から11月刊行の嶋津輝さん、佐原ひかりさん、酉島伝法の短編集よりそれぞれ1編を集めた特別限定小冊子が、読者モニター先読みキャンペーンとして抽選でプレゼントされるそうです。応募〆切は10月6日。
『無常商店街』は、謎の商店街や山間の町、海辺の行楽地などで彷徨ったり踊ったりする話です。
note.com/tokyosogensh...
『キャンディハウス』、韻律構造おもしろかった。
SF的にもここらへんから興味深くなってくる。
〈ぼくの性欲は論理的なんだ〉
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
『青春と読書』10月号に、谷崎由依さんの『百日と無限の夜』(集英社)の書評を寄稿しました。こんな小説は読んだことがない…と思いながら惹き込まれ、気づけば一気読みしていました。今でもあの不思議な読書体験を思い出しては、ふっと異界の淵へと導かれるような気がします。”かつてない出産幻想小説”です。帯文もいいです!ぜひお手にとってみてください。
→といってもいいように思う。さらにそれをふつうに他人と共有する(他人が利用する)という設定。そんなテクノロジーが現実化・普及したら、SNSどころではなく個人の生活・生きかたや社会のありようを激変させるだろうが、この作品ではじっさいにSNSがもたらした影響と同様のもの(メタファー?)として扱われているように思った。(なお作中ではこのテクノロジーの普及でSNSが衰退したという設定)