『黒の時祷書』。時祷書とはキリスト教徒の聖務日課を記した本のことであり、画像の本は1460~75年頃におそらくブルゴーニュ公国宮廷の高位の貴族が作らせたものです。本は黒い染料に浸した羊皮紙に金、銀、青等の装飾を施したものであり(当時青の染料は金や銀に劣らず貴重でした)、聖母の時課、十字架の時課、死者の祈り、詩編等を収録しています。また14ページの細密画が添えられています。
#アート
『黒の時祷書』。時祷書とはキリスト教徒の聖務日課を記した本のことであり、画像の本は1460~75年頃におそらくブルゴーニュ公国宮廷の高位の貴族が作らせたものです。本は黒い染料に浸した羊皮紙に金、銀、青等の装飾を施したものであり(当時青の染料は金や銀に劣らず貴重でした)、聖母の時課、十字架の時課、死者の祈り、詩編等を収録しています。また14ページの細密画が添えられています。
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イタリアのミラノ大聖堂。この教会は1386年に当時のミラノ大司教によって建設が開始され、1813年に完成しました(教会を完成させたのはイタリアを征服したナポレオンであり、彼はこの教会でイタリア王に即位しました)。教会は巨大なゴシック様式の建物であり、ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂に次ぐイタリア第二の大きさの教会です。この教会のすぐ横に以前紹介したガッレリアがあります。
#アート
イタリア、ミラノのヴィットーリオ・エマヌエーレ2世ガッレリア。このアーケード街は1865~77年にジュゼッペ・メンゴーニの設計で建設されました。このアーケード街は世界的に見ても規模が大きくまた随一の美しさを誇っており、グッチ、プラダ、ルイ・ヴィトン等が出店しています。アーケード街のそれぞれの終点にはミラノ大聖堂とスカラ座があります。
#アート #近代建築
有益な情報をありがとうございます。少し調べてみたところ、仰る通り悟りの窓・迷いの窓と角の門・象牙の門にはいくつか重なる部分があってたいへん興味深く感じました。
京都市源光庵の悟りの窓と迷いの窓。源光庵は1346年に徹翁義亨が隠居所として創建した寺ですが、この寺の本堂に有名な悟りの窓と迷いの窓があります。左側の丸い窓が悟りの窓であり、融通無碍の悟りの境地を表現しています。また右の四角い窓が迷いの窓であり、あちらこちらに引っかかりがある迷いの境地を表しています。2つの窓から外を見れば真理が見えてくるかもしれません。
#アート
イタリア、シエナのカンポ広場。この広場は1169年に建設が始まり、1349年に完成しました。広場は世界で最も美しい広場の一つとされており、中世に完成した広場としてはヨーロッパ最大規模を誇っています。広場の周囲にはユーモラスな外観をしたプッブリコ宮殿やフォンテ・ガイア(喜びの泉)があります。またこの広場では年に2回有名なパリオが開催されます。
#アート
ジョン・アトキンソン・グリムショー『谷の木立』。この絵が美しいことは多くの者が認めると思いますが、ではこの絵の美とはいったいいかなる美なのでしょうか。この絵が描いているのは晩夏から秋へと移行していく頃の風景であり、時刻は昼から夕方へと移り変わっていく頃でしょうか。すなわちこの絵は夏でもなければ秋でもなく、昼でもなければ夕方でもないこれらの間(あいだ)を描いており、この間に成立するまったく新たな美を提示しています。
#アート
ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂の天蓋。この天蓋は1623~34年にベルニーニが教皇ウルバヌス8世の依頼で制作したものです。天蓋は優雅な螺旋を描く4本の柱によって支えられており、その下に聖ペテロの墓があることを示しています。と同時に天蓋は主祭壇を装飾する額縁のような役割も果たしており、大聖堂の入口から入ってきた者はこの天蓋を通して奥にある主祭壇を見ることになります。
#アート
ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ『コンスタンティヌスの幻視』。ローマのコンスタンティヌス大帝はミルウィウス橋の戦いの前夜空中に浮かぶ十字架とX、Pの二文字を幻視し、これを旗印にして戦いに勝利を収めました。ベルニーニの彫刻はこの逸話に基づくものであり、威厳に満ちた大帝と迫力ある馬の造型が非常に見事な作品です。
#アート
色を使うのを極力抑えて線で魅せているという感じですね。実に上品にまとまっています。
ここは宮殿自体見事な建物なのですが、この窓のような細かいところも手を抜いていないのが素晴らしいと思います。
パリのプティ・パレ。この宮殿は1897~1900年にパリ万博のために建てられた建物であり、現在は美術館になっています。宮殿はフランス・ボザール様式で建てられており、立ち並ぶイオニア式の柱と華麗な内装が印象的です(画像は宮殿の有名なステンドグラスです)。宮殿はパリ万博でベルギー王レオポルト2世に絶賛され、世界各国の美術館建築に影響を与えました。
#アート #近代建築
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラ大聖堂。この教会は1075年に当時のサンティアゴ司教によって建設が開始され、1211年に完成しました。教会は壮麗なバロック様式の建物であり、特に全面に緻密な装飾が施されたファサードが有名です。この教会は聖ヤコブの墓が発見された場所に建っており、毎年多くの巡礼がここを訪れます。
#アート
ウィリアム・モリス『ルリハコベ』。モリスは美と生活の一致を目指すアーツ・アンド・クラフツ運動の推進者であり、この観点から様々な家具等のデザインをしました。画像の壁紙もまたモリスがデザインしたものであり、彼の自宅のダイニングルームで実際に使用していたものです。確かにこの壁紙を使えば美と生活の一致に確実に一歩近づけるでしょう。
#アート
ロンドンのクロスネス下水ポンプ場。このポンプ場は1859~65年にチャールズ・ヘイリー・ドライバーの設計で建設されました。ポンプ場はネオロマネスク様式で建てられており、下水処理施設とは思えない緻密で華麗な装飾が施されています。ポンプ場は1956年にその役目を終え、現在は博物館として一般公開されています。
#アート #近代建築
Die schöne Burg steht da, ob mit oder ohne Hohenzollerns, und das genügt.
ドイツ、ビジンゲンのホーエンツォレルン城。この城はプロイセン王家であるホーエンツォレルン家発祥の地にあり、1850~67年に建設されました。城はネオルネサンス様式で建てられており、よくノイシュヴァンシュタイン城、エルツ城とともにドイツ三大美城と呼ばれています。この城には要塞技官モーリッツ・フォン・プリットヴィッツによる4重の防衛機構が施されています。
#アート #近代建築
アルバニア、フィシュテのムリツィ・イ・ザナヴェ。この建物は1979年のアルバニア地震で甚大な被害を受けましたが、それをこんな素敵なやり方で修復しました。古いものと新しいものが融合してまったく新たな第三のものが生まれています。現在この建物はホテルになっていて、1階にはレストランがあります。
#アート #現代建築
若冲がこの絵を描いたのは身近なものを描いたというのもあるでしょうね。
伊藤若冲『果蔬涅槃図』。この絵は釈迦の入滅の風景を果蔬(野菜と果物)によって表現したものであり、中央に大根の釈迦が横たわっていて、その周囲を彼の死を悲しむ菩薩野菜や羅漢野菜たちが取り囲んでいます。墨の濃淡、にじみ、かすれ等を駆使して描き分けられた野菜たちが実に見事です。若冲はこの絵を母親の供養のために描いたと言われていますが、真面目な題材の中にもユーモアがあるのが若冲らしいと思います。
#アート
この教会に行ったことがあるのですか。仰る通り聖歌隊席や説教壇等も見事だと思います。
エクアドル、キトのラ・コンパニア教会(サン・イグナシオ教会)。この教会は1605年にイエズス会によって建設が開始され、1765年に完成しました。教会はムデハル、バロック、新古典主義等の混合様式で建てられており、思わず目を瞠らせる豪華な内装でよく知られています。また教会内には100点以上の宗教画が飾られていて、さながら美術館のような様相を呈しています。
#アート
アメリカ、シカゴのハーマン・ワインハルト邸。この家は1888年にウィリアム・オールハーバーの設計で建設されました。家はヴィクトリア朝およびドイツ・バイエルンの混合様式で建てられており、大きな窓と赤を主体とした独特な装飾が印象的です。またこの家は建物だけでなく付属する庭園も見事です。
#アート #近代建築
ナポレオンがローマ王(ナポレオン2世)に贈った銃。この銃はナポレオンが愛する息子の3歳の誕生日プレゼントとして作らせたものです。銃は3歳でも扱えるように手のひらサイズになっており、ローマ帝国の鷲やロンバルディアの鉄王冠等の紋章が入っています。ナポレオンはこの銃を息子に贈った直後にエルバ島へと流され、これが息子への最後のプレゼントになりました。
#アート
アイルランド、コネマラのカイルモア修道院。この修道院は1867~71年に資産家ミッチェル・ヘンリーがもともと私邸として建てたものです。しかしヘンリーの死後建物は持主を転々とし、現在はベネディクト派修道院になっています。修道院はヴィクトリア様式(ネオゴシック様式)の瀟洒な建物であり、毎年多くの観光客がここを訪れます。
#アート #近代建築
吉田博『渓流』。この版画を見る者は渓流の部分の描き込み(というか彫り込み)に圧倒させられるでしょう。すなわちこの版画は渓流を構成する無数の線、さざ波立ち、岩に衝突し、押し戻され、流れ落ち、泡立ち、渦巻く線の一本一本を実に正確にとらえ、余すところなく彫り込んでいます。圧巻と言うほかありません。
#アート
ローマのコロンナ美術館。この美術館はコロンナ家の宮殿の一部を美術館として公開したものです。コロンナ家は教皇を何人も輩出したローマの名門貴族であり、同じく名門であるオルシーニ家とさかんに抗争しました。この美術館の豪華な内装と展示品からコロンナ家のかつての繁栄を知ることができます。
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ハンガリー、ブダペストのセーチェーニ橋(鎖橋)。この橋は1842~9年にセーチェーニ・イシュトヴァーンによって建設されました。設計者はウィリアム・ティアニー・クラークで、橋はアイバーチェーンによって支えられた優雅な姿でよく知られています。橋の両端にはマルシャルコー・ヤーノシュによる4頭のライオンの彫刻があります。
#アート #近代建築
ドイツ、リューデスハイム・アム・ラインのツグミ横丁。ツグミ横丁とはリューデスハイム旧市街にある144mほどの路地のことであり、もともとは船乗りたちが船具や商品を運搬するための道でした。この路地では毎年夏になるとたくさんのワイン酒場が店を開きにぎやかな楽器の演奏が行われます。特に路地の中央付近にあるツグミ亭が有名です。
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ボッティチェリ『書斎の聖アウグスティヌス』。この絵はイタリア、フィレンツェのオニッサンティ教会のフレスコ画です。フレスコ画は聖アウグスティヌスが遠く離れた場所にいる聖ヒエロニムスの声を聞くという奇跡を描いており、聖アウグスティヌスの学者らしいストイックな風貌と心臓の上に手を置くドラマティックなポーズがこれまで多くの者たちを魅了してきました。後に美術史家ライトボーンはこの絵をボッティチェリの最高傑作としました。
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