今夜のブンゲイデリバリ
「運搬のフィギュア 抄」夏野雨
夏野雨、日々の明澄さを、音を光をすくいあげる詩人です。短詩型には演劇、舞台的な敷居の高さに似たアクセスしづらさがあると思うのですが、夏野さんはそのあたりかなり事情が違うかもしれません。
bungei-delivery.a-c-w-k.com/wp/
土手沿いの洋菓子店でケーキを買い
河原で食べる
輪になって
昼の指が詰草を乾かしてゆくので
風は光って返事をしていた
「和泉多摩川」より
今夜のブンゲイデリバリ
「運搬のフィギュア 抄」夏野雨
夏野雨、日々の明澄さを、音を光をすくいあげる詩人です。短詩型には演劇、舞台的な敷居の高さに似たアクセスしづらさがあると思うのですが、夏野さんはそのあたりかなり事情が違うかもしれません。
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土手沿いの洋菓子店でケーキを買い
河原で食べる
輪になって
昼の指が詰草を乾かしてゆくので
風は光って返事をしていた
「和泉多摩川」より
奈良県立図書情報館で「アンソロジー」をテーマにした企画展が開催されます。アンソロジーを扱うこの種のものは日本ではじめてだと思います。そして3月14日にはライヴでお話もさせていただきます。古今のアンソロジーを実際に持っていこうと思います。
二度あるかどうかという貴重な催しです。
12か月の本シリーズ完結です。
『3月の本』
マルセル・シュオッブ
『黄金仮面の王』
幻想文学の巨擘シュオッブ、初の文庫化。
アンソロジストとして、訳者として、人生で何度もやらないような刊行です。よろしくお願いいたします。
本日のブンゲイデリバリは現代文学を代表する異才の一人大前粟生の『風を殺す・小さい屋上だった』です。掌篇二作のパッケージです。大前さんは誰にも似ていないのがすごいですね。こに2作もそうですが、ほかにはないテイストだと思います。
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#ブンゲイデリバリ
ブンゲイデリバリの申し込みはこちらからです。いま申し込まれると3月からの配信になります。遡っての申し込みもできます。ひと月あたり410円ほどになります。
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本日のブンゲイデリバリは倉阪鬼一郎さんの「死すべきとき」です。ゴシック&マニエリスムの、魔法陣のような文学です。そしてこの作品はトロンプルイユでもあります。気づきますでしょうか。
倉阪さんと言えば名歌「一生分の子供をさらってしまったひとさらい浜辺にひとり」を思いだしますね。
ブンゲイデリバリ配信ご希望のかたはこちらまで。いま申し込むと3月からの配信になりますが、遡って半年を選ぶこともできます。
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お近くのかたぜひご来駕ください。春の土曜日お待ちしております。
そして奈良県立図書情報館では『ピリオディカル たべるのがおそい 書店と図書館のためのフリーアンソロジー』刊行予定です。新しい風がやってきますね。
奈良県立図書情報館は読書会、朗読など、ひじょうに意欲的に文化活動を推進しています。ちょっとすごいです。
www.library.pref.nara.jp
奈良県立図書情報館で「アンソロジー」をテーマにした企画展が開催されます。アンソロジーを扱うこの種のものは日本ではじめてだと思います。そして3月14日にはライヴでお話もさせていただきます。古今のアンソロジーを実際に持っていこうと思います。
二度あるかどうかという貴重な催しです。
入稿後、少しずつ読み進めていた『1月の本』(西崎憲編、国書刊行会)
「美しい日本語が読みたい」という発作に効く、薬のようなアンソロジー。今月はとくに終盤の向田邦子、寺田寅彦、須賀敦子による異国の正月が、鮮やかに心に沁み入った。
ブンゲイデリバリ5は相川英輔「他生の縁」
すっごく良かった。とっても好き。名前は知ってるけど読んだことあったかな。本も読まねば。
それぞれの人生が自然にさらっと交錯して、ドライで軽妙なのにとても胸に迫ってきて、良かった。
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永井玲衣「せんそうってプロジェクト」は「戦争ってプロジェクト」とはたぶんちがうし、「ブンゲイデリバリ」なる語を「文芸デリバリ」とつづるとふんいきがまったく異なるし、「ハンチバック」は「健常者優位主義」にマチズモとルビを振っていて、日本語において表記の問題はホントに滅茶苦茶おおきい。
河出文庫のシュオッブですが、リポストした西崎さんの投稿に誤りがあったようです。訳者は大濱甫、多田智満子、垂野創一郎、西崎憲が正しいとのこと。
今日買った本:西崎憲編『2月の本』(国書刊行会)栞紐が2本ついている。2月だからかな。1月は1本だった。3月は3本か(そうでなかったことを私たちはすでに知っているけれども)、12月は大変なことになりそう(そうでなかったことを私たちはすでに知っているけれども)。
comingbook.honzuki.jp?detail=97843...
木の星 大濱甫訳
〇八一号列車 西崎憲訳 *
贋顔団 垂野創一郎訳 *
パオロ・ウッチェロ 大濱甫訳
青い国 大濱甫訳
運命を背負った娘 大濱甫訳
リリス 多田智満子訳
阿片の扉 多田智満子訳
ベアトリス 大濱甫訳
擬曲 大濱甫訳
平底船の少女 西崎憲訳 *
解説 絢爛たる死物 西崎憲
*=新訳
本日のブンゲイデリバリは第三回にも登場の久野庭子さんです。驚異の作品「指輪」につづいて、フェティッシュで濃密なロマネスクさを湛えた掌篇です。久野さんは今後日本の怪奇幻想文学を豊かにしてくれるでしょう。なんというかこの舌を巻く「本物感」。
「刺繍」久野庭子
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#ブンゲイデリバリ
#久野庭子
第十二回日本翻訳大賞に推薦くださった皆様、ありがとうございました。今回はいったいどのような「翻訳」がでてくるのか、楽しみです。まずは一次選考通過作品十五作どんな作品なのか。
ブンゲイデリバリと並んで何かを変えるかもしれない企画のスタートです。
#Pたべるのがおそい
『ピリオディカル たべるのがおそい ― 書店と図書館のためのフリーアンソロジー』スタートのお知らせ
p-and-w.sakura.ne.jp/wp/pt_start/
こちらの締切も本日24時です。日本翻訳大賞はほんとうにひとつの推薦が出版界を少し変えることがあります。ぜひご検討くださいね。
ブンゲイデリバリは文芸の川です。川のそばにすみませんか。
ラジオ的でもありますね。ブンゲイDJニシザキが金曜夜7時に1作お届けします。
小説 掌篇から30枚程度まで
エッセイ 7枚まで
短詩型 詩は原稿用紙数枚まで、川柳、俳句、短歌は10句、10首ほどまで。
原稿料はありません。しかし個人あての寄付を受けつけます。発行者が多ければ読者は増えるかと思います。権利は寄稿者にあります。掲載後の使用も自由です。
寄稿者を選考せずにくじびきという形をとるのは、選考の場合こぼれてしまう可能性のある書き手に場を提供することと、企画の根本にあるテーマのひとつが「育成」だからです。
【文章家の皆様】
『ピリオディカル たべるのがおそい』は、寄稿希望者を数名募集します。未発表作品で、分野は小説(ジャンル問わず)、エッセイ、翻訳(著者が死後70年経過したもの)、短詩型などです。希望者多数の場合はくじびきになります。くじびきに当選した場合はかならず掲載します。ただ、場合によっては、2作目を提出していただくか、改筆のお願いをするかもしれません。2作目を見せていただく場合は既発表作でもかまいません。
くじびき参加フォームの開設は2月1日の予定です。
書店・図書館(発行者)は、絵や写真、解説、後書きなどの追加は自由にできます。作品は1作のみ追加できます。追加の連絡などは不要です。
販売はいかなる形でも不可。
#Pたべるのがおそい
【書店および図書館の皆様】
『ピリオディカル たべるのがおそい』は第1号データが4月頃に完成の予定です。データを利用して販促ペーパー作成をご希望のかたはbook.for.hill@gmail.comまでメールをください。基本的に文芸アンソロジーで、雑誌的なニュアンスもあります。現在決定の寄稿者は西崎憲のみです。第1回の特集は「わたしの民俗学」の予定(あまりにも地味なので変わる可能性あり)です。
全体の分量は400字詰め原稿用紙100枚程度。製本は自由。コピー用紙の本でもまったく問題ありません。条件はこちらから提供する作品をすべて掲載すること。
『ピリオディカル たべるのがおそい 書店と図書館のためのフリーアンソロジー』
書店と図書館の活動を応援するために新しい企画をスタートさせました。
簡単にいうと、わたし西崎憲がアンソロジーのデータを作り、それをもとに書店と図書館が無料の配布物を作って活動促進の材料とするというものです。
p-and-w.sakura.ne.jp/wp/pt_start/
#Pたべるのがおそい
文芸のサブスクリプション「ブンゲイデリバリ」の2月配信開始の申し込みは明日31日の24時までです。
2月に入ってしまうと配信は3月になります。
金曜の夜7時にあなたのスマホにブンゲイが届きます。新しい文芸流通です。
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【推薦数】
1作を選んで推薦してください。
【推薦文の文字数】
100字~400字です。超過は多少はOKですが、100字未満は無効になりますのでご注意ください。
【推薦対象】
2024年12月1日から2025年12月31日まで(13か月間)に発行された日本語の翻訳作品。
再刊、復刊、選考委員(岸本佐知子、木原善彦、斎藤真理子、柴田元幸、西崎憲、松永美穂)が翻訳した物、翻訳に協力した物、解説・帯の推薦文等を書いた物は対象外。
【推薦できる方】
どなたでも推薦できます。推薦文を非公表にもできます。またお名前は本名を記していただきますが、推薦文の掲載名は本名、ハンドルどちらでもかまいません。
第十二回日本翻訳大賞の一般推薦が明日締切です。まだのかたはぜひご推薦ください。一般推薦から受賞が多いです。そしてそれによって出版全体の趨勢が変わったりもします。
今回は木原善彦さんがゲスト選考委員です。
推薦はこちらから
besttranslationaward.wordpress.com/suisen/
第十二回日本翻訳大賞
今日は推薦期間最後の日曜日、ご推薦検討お願いいたします。一冊よいと思った翻訳書があればそれがいい翻訳です。例年より早いペースで推薦が集まっていますが、どうかよろしくお願いいたします。推薦から受賞まで一直線の場合も多いです。
besttranslationaward.wordpress.com